マタニティヨガは、妊娠中に行うので、母子共に安全に行える事が前提です。そこで、自宅でマタニティヨガを行うにあたって、安全かつ効果的に行える5つのアイテムをご紹介致します。
ヨガマット
怪我の防止に大変役に立ちます。滑りにくい安定したものを選びましょう。大きさも身長や体重にもよりますが、大き目のものを選んだほうがいろんなポーズが出来ますのでおすすめです。
マタニティヨガは、つわりが落ち着いてくる妊娠15~17週目以降で、安定期に入ってくればいつでも始められます。その頃には、少しずつお腹も大きくなってくるため、体の重心が取りずらくなり、バランス感覚が不安定になってきます。
臨月期間または、予定日を過ぎてもまだ産まれてない場合でもマタニティヨガは行えるので、より安全に行う事が大切になってきます。
そのような際に、足元をすべりにくいようにするために、ヨガマットが必要になってきます。床や畳の上が滑る場合は、ポーズをとる時に体がぐらついて転んでしまうなど、危険な事があるため、ヨガマットを敷いてからマタニティヨガを行うようにします。
DVD・教本
マタニティヨガを行うためには、正確なポーズを取ることが重要なので、DVDや教本を見ながらになります。多くの方が、見よう見マネでやっており、間違ったポーズをしている女性が沢山います。そのため、怪我をする人も少なくありません。詳しく書かれているDVDや教本などを見ながら行うようにしましょう。
体を動かすことに躊躇してしまいがちな妊娠期でも、負担がかからないように、ほどよく体を動かす事は大切です。マタニティヨガのDVDや教本は、心と体、そして出産を心地よくするために、家の中でも気軽に体を動かす事が出来るアイテムです。
DVDや教本には、体重の増えすぎを防止したり、体の不調を解消したり、お産をスムーズに行えるような体作りができたり、また、リラックスして妊娠中も快適に過ごせる事ができるプログラムがたくさんあります。
DVDではポーズの動きを認識し、教本では注意事項やポーズの動きを再確認できる為、家の中でもマタニティヨガをしっかりと行う事ができます。とりあえずですが、ポーズや呼吸法が見本通りにできなくても、イメージするだけで効果は期待できます。
しかし、まずはスタジオで呼吸法の基本はしっかりと習ってから自宅でのマタニティヨガをおすすめします。
マタニティヨガウェア
ヨガウェアの特徴は、動きやすいのはもちろん、熱を逃がさず身体を部位を温めてくれるよう作られておりますので、効率よく部位を強化することが出来ます。
Tシャツにジャージなどでも構いませんが、出来ればヨガウェアを購入することをお勧めします。また、お腹を締め付けるような腹帯などの着用は、赤ちゃんを圧迫する可能性がありますので避けましょう。また、体を冷やさないような、ゆったりとした適度にフィットするヨガウェアを着用します。
基本的に、足元は裸足の方が良いですが、体の冷えが強い場合やおなかが張りやすい人は、靴下をはくようにします。5本指の靴下は地面をとらえやすいので、マタニティヨガをする際に向いていますが、場所を選ぶときは足元がすべりにくい場所で行うようにしましょう。
ヨガ専門の音楽
マタニティヨガは、やさしく微笑むような表情で、ゆったりと呼吸をしながら行います。しかめっ面になったり、呼吸が止まったりすると、ポーズに負荷がかかっている証拠です。
妊娠中はよりリラクゼーションが求められるように、ヨガ専門の音楽を流しながら、マタニティヨガを行うと効果的です。瞑想的な音楽は、心地良い呼吸と気持ちの良いポーズを導き、お母さんと赤ちゃんとの絆も深めてくれます。また、ヨガには一定のリズムがありそのリズムと同調することで、効果を高めますし、音楽は集中力持続と癒し効果もありますので、ヨガ用のCDを購入しましょう
精油とアロマポット又はアロマディフィーザー
芳香欲をしながらマタニティヨガを行うと、心や体のリラックス効果が高まります。香りを嗅ぐことで、自律神経系、免疫系、内分泌系を刺激して、マタニティヨガで大切な深く呼吸する事に意識が向けられます。また、心身のバランスも整えてくれます。
植物から抽出された精油の香りは、マタニティヨガを通して、より心地良いお産を導いてくれるようにサポートをしてくれます。
<妊娠中のおすすめの精油>
○リフレッシュしたい時
スィートオレンジ、ベルガモット、マンダリン
○気持ちを落ち着けたい時
フランキンセンス、ネロリ
○疲れをやわらげたい時
ラベンダー
○妊娠中期以降におすすめの精油
ゼラニウム、ローマンカモミール、ローズ・オットーなど