期間 | 妊娠6ヵ月~9ヶ月 |
難易度 | かんたん |
時間 | 15分以内 |
仙骨起こしのポーズとは
仙骨を動かす事により、お産のイメージがしやすくなり、安産につなげるのに効果的なポーズです。
呼吸に合わせて、仙骨を倒したり起こしたりして、仙骨の動きがスムーズになってくると、身体のバランスもとりやすくなってきます。また、お産の時も赤ちゃんが進みやすくなるため、母子ともに体への負担が少なくてすみます。よって、仙骨の動きを高めておくと、産後の回復にも有効になります。
このポーズは、骨盤を支える筋肉のストレッチ効果があるため、股関節や産道が柔らかくなり、下半身へのリンパの流れが良くなって腰痛予防にも繋がります。
テレビを見ている時など、あぐらを掻いている状態なら、気軽に行えるのもこのポーズの特徴です。
進め方
- あぐらをかいて座り、足裏を合わせます。親指、人差し指、中指でそれぞれの足の親指を持ちます。
- 仙骨を倒します。息を吐きながら、背中を丸めていきます。
- 息を吸いながら、背筋を伸ばします。足の親指を引っ張って仙骨を起こします。
- STEP2とSTEP3を数回繰り返します。
- 仙骨を起こしたら、背筋を伸ばし、一呼吸します。
禁忌・注意点
背中を丸めたり伸ばしたりする動作は、ゆっくり行うようにします。あぐらをかくときも、ゆっくりとそけい部の筋肉を伸ばすイメージで姿勢を作ります。
また、お腹が大きくなってくると背中が丸めずらくなってきますが、おへそを見る感じで無理のないように行います。