期間 | 産後 |
難易度 | 普通 |
時間 | 15分以内 |
上半身脱力のポーズとは
背中をリラックスさせるために、上半身を脱力させて揺らすポーズです。
背中に自律神経系が通っており、それを整えるために行います。産後は、ホルモンバランスや自律神経が乱れにより、立ちくらみやめまいが起きやすい状態になっています。このポーズはそう言った予防に役に立ちます。また、まっすぐな姿勢をとる時に臍下丹田を意識するだけでも、立ちくらみやめまいの予防になります。
上半身と共に胸も揺らすことで、血液の流れも良くなり、免疫力もアップさせることができます。
ワンポイントアドバイス
上半身を揺らしている時に、床にいる赤ちゃんと触れ合うと赤ちゃんも喜び、母子の繋がりも深まります。
進め方
- 脚を肩幅くらいに開きます。息を吐きながら上半身を倒していき、力を抜きながらゆらゆらと体を揺らします。そして、息をゆっくり吸いながら上半身を起こします。そして、一呼吸します。
- 息を吸いながら両腕を横から上にあげて行き(手のひらは内側になるようにします)、息を吐きながらゆっくりと手を下していきます。そして、一呼吸します。
- 呼吸をゆっくりと続けながら、両腕を左右に数回振り続けます。
- 呼吸はそのまま続けながら、今度は大きく数回振り続けます。
- 骨盤を前後左右に揺らします。そして動きを止めて、一呼吸します。
禁忌・注意点
立ちくらみやめまいがある時は、中断して下さい。
上半身を揺らしてる状態から、頭を起こし終えるまでは、ゆっくりと体を起こしていくようにします。起こし終えた時に臍下丹田を意識するようにします。腕を振る時は、骨盤が揺れないようにし、骨盤を揺らす時は、肩を揺らさないように注意します。