期間 | 出産後 |
難易度 | ふつう |
時間 | 15分以内 |
骨盤を締めるポーズとは
産後に「坐骨神経痛」など、下半身の痛みに悩まされる事があります。脚全体が重だるく、お尻から太ももの裏側、ふくらはぎまで神経がピリピリして、歩くのにも支障をきたします。
このポーズは、痛みを軽減するために効果があります。ゆっくりと痛みがある部位を伸ばすだけでも、下半身の圧迫感がとれて、痛みも和らぎます。
脚の指圧や足指のマッサージ、「脚・背中伸ばしのポーズ」を合わせて行うと、より効果が高まります。
また、腕と脚を伸ばして、バランスをとる事によって、産後の崩れがちなバランス感覚を養う事にも効果があります。
進め方
- 手と脚を肩幅くらいに開いて、四つん這いのポーズをとります。
- 息を吐きながら、左腕を肩の高さまで上げて、伸ばします。息を吐き切ったら、腕を下して一呼吸します。右側も同様に行います。
- 息を吐きながら、左脚を上げて伸ばします。息を吐き切ったら、脚を下して一呼吸します。右脚も同様に行います。
- 息を吐きながら、左腕と右脚を伸ばします。息を吐き切ったら腕と脚を下して、一呼吸します。右腕と左脚の組み合わせでも同様に行います。
- 正座をして、一呼吸します。
禁忌・注意点
STEP2、STEP3で、腕や脚を伸ばす時は、指先までしっかりと伸ばすように意識します。
STEP4では、腕、背中、脚は、一直線になるように意識して伸ばします。
起きてしまった不調をケアするポーズではありますが、痛みが酷い場合は無理をせず、医師などの指導者に相談するようにします。