マタニティヨガはいつから始めるのがベスト?安定期が最善ではない!?

ヨガの中でも妊娠中の女性にむけたプログラムとなっているマタニティヨガは、今や大人気となっています。産婦人科の母親教室でも、こうしたマタニティヨガのレッスンがよく行われるようになりましたね。それくらい妊婦さんのエクササイズとして、マタニティヨガは定番になったと言えるでしょう。

マタニティヨガは、体重管理の一端を担ってくれるだけではなく、身体を整える事によって出産をスムーズにしてくれたり産後の回復を助けるためにも役立つというメリットがあります。

また、マタニティブルーという言葉があるように妊娠中の女性はホルモンの影響や身体や環境の変化、これからの不安などにより精神的な起伏が激しくなる事が少なくありません。マタニティヨガは、自律神経にも働きかけるので、こうした精神的な乱れを落ち着かせる為にも役立つのです。

このように良い事尽くめの様に思えるマタニティヨガ。妊娠が分かったら早速始めたいと思う人もいるでしょう。でも、マタニティヨガっていつから始めるのがベストなのでしょう?

妊娠週数によって大きく変化する妊娠中の女性の身体。良かれと思って始めた事が時には負担となってしまう事も…

だからこそ、マタニティヨガを始める時期について詳しい知識をもっておく事が大切なのです。

マタニティヨガは妊娠16週からスタートするべきって本当?

マタニティヨガは妊娠16週からスタートするべきって本当?
マタニティヨガを始める時期について、妊娠16週を目安にスタートする事を勧められる事がよくあります。この妊娠16週とは、5ヶ月目に入ったところであり、一般的にこの時期から妊娠28週目の7ヶ月までを安定期と呼びます。妊娠中、もっとも体調が安定する時期であり一番アクティブに行動出来る時期だとして旅行などに出掛ける妊婦さんも少なくありません。

この安定期は流産し易い時期も過ぎており、かつ臨月ほどお腹も大きくなく動きやすい事からマタニティヨガを始めるのに向いているとよく言われているんですね。

実際に、マタニティヨガレッスンを開講しているヨガスタジオなどでは、妊娠16週以降である事がレッスン受講の条件となっているケースも多くなっています。

安定期に入る事で、母体や胎児へのリスクが少なくなり、また色々なポーズに挑戦が可能で最もヨガを思いっきり楽しむ事が出来ます。より安心してマタニティヨガが出来るこの妊娠16週(妊娠5ヶ月)からスタートするべきと言われるのは、こうした理由があったのです。

妊娠初期でもマタニティヨガを始められる?

妊娠初期でもマタニティヨガを始められる?
では、マタニティヨガは安定期から始めるものであり、それ以前に始めてはいけないものなのでしょうか?

実は、マタニティヨガは安定期からしか始められないという訳ではありません。

安定期から始める事をお勧めされるケースが多いのは事実ですが、妊娠初期からでもマタニティヨガを行う事は出来ます。

妊娠初期はお腹もほとんど目立たず、一見するとアクティブに行動する事が出来そうですが、ホルモンの変化により母体の体調が安定しません。また、安定期に入るまでの妊娠4週~15週(妊娠2ヶ月~4ヶ月)は、流産し易い時期だと聞いた事はないでしょうか?確かに妊娠9週目までが最も流産をしてしまう確率が高く、それ以降になるとぐんと出産までの妊娠の継続率が高くなっていきます。

しかし、この流産の殆どは胎児側の染色体に問題があるか、もしくはもともと母体に何らかの異常や疾患があった場合が殆どであり、運動など母親の行動が流産に繋がるというケースは決して多くはないのです。

そうはいっても、妊娠初期は胎盤がまだ完成していない時期ですから、あまりにも激しい運動や身体に負荷をかける運動は適しません。マタニティヨガは、色んな動きやポーズがあるため、妊娠初期にぴったりな妊婦さんの身体に優しいプログラムを組む事も出来るんですね。ですからプログラム次第では、妊娠初期からマタニティヨガを始める事も可能なのです。

ただ妊娠初期は、悪阻で苦しむ妊婦さんも多いものですよね。悪阻は個人差がかなり大きいものですが、大体8~11週頃がピークとなります。悪阻の程度にもよりますが、具合が優れない時に無理をしてマタニティヨガを始めるのはお勧めしません。

でも、マタニティヨガの中には悪阻を軽減する効果のあるポーズもあります。ですから体調が良い時にマタニティライフに悪阻に効果のあるヨガを取り入れてみるのもお勧めです。

臨月から始めるのもあり?

臨月から始めるのもあり?
妊娠36週を過ぎるといよいよ臨月に突入します。臨月ともなるとお腹はかなり大きくなり、自分の足元が見えなくなってしまうほどです。当然、これまでよりも必然的にずっと動きが制限され、自由に身体を動かす事が難しくなってしまいます。

通常そんな臨月は、運動をするには向かない時期だと言えます。でも、マタニティヨガなら臨月でも行う事が出来てしまうんです。

ですからマタニティヨガを臨月から始めるのであっても問題ありません。臨月にマタニティヨガを行う事で、心も身体もリラックスさせ、また出産時にも役立つ呼吸方法を身につける事が出来ます。ですから、臨月からマタニティヨガを始めるのもメリットがあるのです。

でも、出来ればマタニティヨガは臨月から始めるよりももう少し早くからマタニティライフに取り入れる事がお勧めとなります。効率的に出産時に必要なインナーマッスルを鍛えたり、関節をほぐしておくには呼吸方法をメインとした臨月からのマタニティヨガでは、少し物足りない部分があるからです。

マタニティヨガを臨月から始めても、その恩恵を受ける事は可能ですがその良さをもっと体感したいのなら少なくとも安定期から始めておきたいものですね。

結論!マタニティヨガはいつから始めてもOK

結論!マタニティヨガはいつから始めてもOK
結局のところマタニティヨガはいつから始めると良いのかと言うと、妊娠初期でも安定期に入った中期からでも構いません。また、妊娠後期である臨月から始めても意味がない訳ではありません。マタニティヨガは全ての周期において、それぞれちゃんとしたメリットがあるのです。

妊娠初期のマタニティヨガのメリット

妊娠初期であれば、流産の予防や悪阻の軽減にマタニティヨガは役立ってくれます。体調面では沈みがちな妊娠初期ですが、マタニティヨガを上手く取り入れる事によって何もしないよりずっと快適にマタニティライフを送る事が出来るでしょう。

妊娠中期のマタニティヨガのメリット

悪阻も終わり体重が増えやすくなる妊娠中期は、体重管理にもマタニティヨガが役立ちます。また、この安定した時期に色んなヨガのポーズを行うことで出産時に使用する筋肉を鍛え、身体の歪みを正し関節を柔軟に整えるが可能となるんですね。ですから、この安定期を有効に使う為にもマタニティヨガはピッタリだと言えるでしょう。

妊娠後期のマタニティヨガのメリット

妊娠後期にマタニティヨガを始めても遅すぎると感じる人もいるでしょう。ですが先述したとおり、妊娠後期にマタニティヨガを始めても心身をリラックスさせたり出産時の呼吸が上手く出来るようになるなどメリットは多くあります。

妊娠後期になるまで働いており、マタニティヨガをする時間がなかったという人もいるでしょう。そんな場合は、妊娠後期からマタニティヨガを始めても構わないのです。

このようにマタニティヨガは、周期に合わせたメリットがあります。そのためマタニティヨガは、いつから始めなければいけないという事はありません。

大切なのは週数にあっているかどうか

大切なのは週数にあっているかどうか
マタニティヨガで大切な事は、その週数にあった動作やポーズを行うという事です。ヨガの中には、妊娠初期には向かないもの、妊娠後期には向かないものがあります。週数に合わせたヨガを取り入れなければ、身体を痛めてしまったり最悪の場合は赤ちゃんに影響がないとは言えません。特に妊娠初期と後期は気をつけたいものです。

マタニティヨガを始めるなら、まずは必ず自分の週数に合ったプログラムを選ぶようにしましょう。マタニティヨガのレッスンをプロから受ける場合は、こうした事も考慮してくれますが、DVDや本を見て自分で行う場合はよく注意をしてください。

マタニティヨガは、いつ始めるか以上に週数に合っているかどうかが大切です。言ってみれば、週数に合っているマタニティヨガならいつ始めても大丈夫という事なんですね。

運動、スポーツの中には安定期までは行えないものや妊娠期間は避けなければいけない類のものも数多く存在します。でも、マタニティヨガは妊娠期間中通して行えるものであり、必要以上に安定期にこだわる必要もありません。

無理をしない、それが鉄則

無理をしない、それが鉄則
週数に合っているなら、妊娠初期からでも始める事の出来るマタニティヨガ。早くから取り入れると、それだけその恩恵を受ける事も可能です。

ただ、始める時期は悪魔でも自分の体調を考慮した上で考える事が大切となります。妊娠初期から大丈夫だからといって、体調が優れないのに無理をしてヨガをする必要はありません。

また体調には個人差があるので、安易に安定期に入ったからと言ってマタニティヨガを始めても良い訳ではありませんよ。もちろん後期も同じです。マタニティヨガが臨月でも出来るからと言って、無理をしては絶対にいけないのです。

もし、妊娠初期から何の問題もないと医師から言われていて、体調もそれ程悪くない場合は、初期からマタニティヨガを始めてみるのも良いでしょう。もちろん初期に適したヨガである事が大前提です。自己流のヨガもNGですよ。

調子が悪い場合や、医師から安静にしている様に言われている場合などは無理をせずに安定期に入ってから始めましょう。初期に切迫流産など、何らかの問題があった場合は安定期に入っても医師に相談の上でマタニティヨガを始めた方が安心出来ます。

まとめ

まとめ
マタニティヨガは週数に合っていれば、妊娠初期からでも始める事が出来ます。妊娠初期に適切なマタニティヨガを行う事で、流産の予防や悪阻の軽減にも繋がるのです。ですから医師からのストップがなく、体調も良いのなら妊娠初期からレッスンをしてくれるマタニティヨガ教室へ参加してみると良いですね。

ただ妊娠初期は何かと体調が安定しない時期でもあるので、無理をせず安定期に入ってからマタニティヨガを始めるという選択もアリです。実際にヨガ教室では、安定期以降をレッスン条件としているケースが多いので精神的にも肉体的にも落ち着いて、アクティブに活動する事の出来るこの時期から始めるのもお勧めですね。

マタニティヨガは初期~安定期にかけて自分の体調に合わせて始めるのが良いでしょう。ただし、マタニティヨガを始めるタイミングがないままに妊娠初期後期になってしまった場合でも大丈夫。お腹の大きくなった妊娠後期の状態であっても、身体に負担をかけずに行えるヨガは多くあります。また、妊娠後期から始めても呼吸方法を覚えて出産をスムーズに進行出来るというメリットがありますよ。

マタニティヨガの魅力は、妊娠中どの時期であっても行えて、いつ始めても週数に合わせたメリットがあるということ。身体や医師と相談しながら自分のタイミングでマタニティヨガを始めるのが正解です。

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